■副島隆彦の学問道場に投稿
座標軸と「場」について 石井巡堂と申します、毎日掲示板を読むことをワクワクしていました。 最近は残念ですね。 再びワクワクしたくて投稿します。たぶん大勢の皆様とは違う視点からだとは思いますが、こういう考えもあるということで書かせていただきます。 1、世の中は百人百様・・・ヨコ軸 皆さまよく勉強されています。本当に素晴らしい知識をもったお方が多い世の中です。特にこの学問道場はレベルが違いますね。 ところで、人は百人百様とも言われます、特に知識のある人は。みんなが頭の中にサングラスをかけているのです。赤や青、黒や黄色など、そして色の度合いもさまざまです。従ってある事案を見ても、人が考えることはみな違います。赤の1、赤の2、青の1、3・・・・・。 全部並べてみれば(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12、・・・・・99,100)となることを言っています。 これをタテ軸ヨコ軸の座標軸から見れば、知識はヨコ軸にあたります。ヨコ一列ですので百様、百通りの意見があります。学問道場はもっと狭い範囲で、考えの近い立場の人が会員ですが(たとえば30番から60番までとか)、でもその会員の中でも、やはり百人百様になってしまうのです(フラクタル理論)。 このような中で、一般的に世の中はどうなって意見がまとまっているのでしょうか。それは権威があるとか、肩書きがあるとか、声が大きいとか、最近では世論がどうなっているかなどによってですね。タテ軸となる基準がないからなのです。 2、人生哲学・・・タテ軸 今の日本人には軸線(タテ軸)がなくなりましたね。タテ軸とは何でしょうか。 ①日本人は昔から「和魂和才」「和魂洋才」というようなタテ軸の言葉がありました。 和魂和才・・・昔はみんな持っていました。今だってあります、お正月は初日の出を日本人みんなが拝むではありませんか。DNAにはまだあるのです。 和魂漢才・・・国策で漢字と仏教が入ってきました。下着と同じでわれわれの肉体と一体となり、元からあると思っていますが、これがくせ者なのです。 和魂洋才・・・近代化のため取り入れました。Yシャツと同じです。Yシャツをグイグイネクタイで締めあげ、近代化に向かいました。 無魂無才・・・