■般若心経(01)教えの佛たち

 子供の頃から唱えています、また定年後は毎朝の日課となっていますが、なにがなんだかわからないまま唱えていました。理解もできないのは悔しいので勉強を始めました。
 勉強すればするほど般若心経の深さ、偉大さが分かってきます。従っていつまでたっても途中段階です。頂上までたどりつくのはほとんど無理だと理解はしていますが、いくらかでも近づきたい一心で頂上目指しております。
 また、般若心経は単なる宗教のお経だけではないのではないかと考えております。これぞ真理を説いているのだ、だから「摩訶」が頭につくのではないかと考えています。


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「般若心経」として取り組んでいきます




(01)教えの佛たち




1,釈迦如来と舎利佛


仏教です、般若心経ですから、当然お釈迦様の教えです。

しかしながら、たいていの大乗仏典には「世尊」という言葉が出てきますが、
般若心経に出てくる仏たちは「観自在菩薩(観音様)」と「舎利佛(舎利子)」の二人です。

舎利佛は釈迦十大弟子の一人である。漢訳では舎利子とも表される。
釈迦弟子中において、智慧第一と称される。舎利弗と目連を特に二大弟子と呼ぶ。
般若経』など大乗の経典では、小乗を代表する長老の仏弟子として登場することが多い。

2,観自在菩薩(観音様)
仏教菩薩の一尊であり、特に日本において古代より広く信仰を集めている尊格である。
観世音菩薩」または「観自在菩薩」ともいう。一般的には「観音さま」とも呼ばれる。
般若心経は、たった262文字で表されている。その冒頭は『観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時・・・・』である。この冒頭の一行にものすごい意味が込められている。『観自在菩薩=観音様。一体何者か?』が、“波羅密多”という最高の修行を実行した』という意味である。
ここに観音菩薩が現れて、舎利子に向かって、そのように話している。
・・・・・この理解でいいのだろうか?

大乗仏教ができた紀元150年頃から「観世音菩薩」が信仰された。
したがってお釈迦様(当然舎利子も)が亡くなって、すでに500年位経っている。
お釈迦様はだから「観世音菩薩」を知らない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
観音様が舎利子に向かって教えることは時間的にできません。

3,如来と菩薩

菩薩とは、サンスクリットの「ボーディサットブァ」を音訳した「菩提薩埵(ぼだいさった)」を略したもので、「悟りを求める者」との意味をもつ。元々は釈迦如来の修行時代を指す言葉だったが、
大乗仏教が発展していく中で全ての人間は如来に成りうると考えられるようになり、
悟りを求めて精進する者、如来になる前段階の存在を指すようになった。

観音様は菩薩であり、悟りを求める修行中の身であります。
どうして舎利佛に向かって教えることが
できるものでしょうか。

4,般若心経の「教えの仏」ストーリー

般若心経は釈迦如来が説いたものである。
それを舎利佛が記述しておいた。
500年後
観自在菩薩が修行して悟り、迷いも苦難も乗り越えた。
そこで、舎利佛が記述し残していた教えで
観自在菩薩がありがたい
波羅蜜を説いた。

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