■グーグルクロムのすごさ怖さ

(参考資料:すべて引用です)

グーグルクロムのすごさ怖さ
Google Chrome(グーグル クロム)には、すべて個別のIDが割り振られています。
簡単に言ってしまえば、この「ID」を使って Google が使用状況を見ています。
(実際に目で見ているわけではありませんが・・・)
このチェック項目には、「使用統計データをGoogleに自動送信する」と書いてあります。
つまり、Google は、Google Chrome(グーグル クロム) に割り振られた個別の ID を元に、
この ID の使用者が、どういった検索を行っているのか、や、Google Chrome(グーグル クロム)
どの程度使用しているのかを監視しています。
どういうことかと言うと、例えば 大阪に住む curren と、北海道に住むAさんが、
「おいしいお好み焼き屋さん」を探しているとします。
「お好み焼き屋」と入力して検索をかけると、curren の検索結果も、Aさんの検索結果も
同じ検索結果が表示されていました。
そこで、自分の環境に合わせて、「お好み焼き屋 大阪」とか、「お好み焼き屋 北海道」などと、
地域名を入れて、検索結果を効率よく絞り込んでいきます。
ここでいう、「大阪」とか、「北海道」とかの単語(「第二キーワード」って言われます)は
検索するときに結構頻繁に使用しませんか?
検索結果を効率よく絞るために、「第二キーワード」はよく使いますよね。
これを何度も何度も、日常で特に意識せずに検索していくと、その人(正確にはクロムのID)の
「検索の癖」が分かってきます。


・この ID Google Chrome(グーグル クロム)は、「大阪」って頻繁に使うな。とか、
・この ID Google Chrome(グーグル クロム)は、「野球」をよく検索するな。とか、
・この ID Google Chrome(グーグル クロム)は、「ショッピングサイト」が多いな。とか、
こういった統計データが、Google に送信されるんです。
すると、「お好み焼き屋」に戻りますが、IDごとに「検索の癖」が分かるようになれば、
大阪の curren と、北海道の Aさん では、検索結果が変わってくるようになるんです。
これはとっても重要なことです!

curren
Google Chrome(グーグル クロム)のIDでは、「大阪」と頻繁に検索されると
Google
の統計データに記録されると、わざわざ検索のときに「大阪」と入れなくても、
勝手に大阪にちなんだ結果が反映されるようになるんです。
A
さんの「北海道」も同じです。


ですから、次からは同じ「お好み焼き屋」と検索しても、同じ検索結果が表示されないんです。
curren
の結果には、自動的に大阪周辺のお好み焼き屋が、
A
さんの結果には、自動的に北海道周辺のお好み焼き屋が、
表示されるようになります。

もっと言えば、curren の使用している Google Chrome(グーグル クロム)で、
「市役所」とか、「映画館」とか、「レストラン」とか、なにも指定しなくても、
勝手に「大阪周辺」の施設を検索結果として表示されるようになります。

「市役所」と検索すれば、自動的に「大阪市役所」TOPに来るようになるんです。
「映画館」と検索すれば、自動的に「大阪周辺の映画館」が上位に表示されるようになります。
A
さんの場合は、北海道(仮に札幌市とすると)ですから、

「市役所」と検索すれば、自動的に「札幌市役所」TOPに来たります。
「映画館」と検索すれば、自動的に「札幌市周辺の映画館」が上位表示されるんです。

今までは同じ単語で検索すれば、基本的に同じ検索結果が表示されていましたが、
Google Chrome
(グーグル クロム)の場合は、その人(ID)によって、
検索結果が違うようになってきます。

使用者により便利な、より効率のいい、検索結果が表示されるようになります。

これは一例に過ぎませんが、こういう「使用統計データ」を Google は集めているんですね。

アフィリエイトやビジネスにとって、一番重要なのが「リスト」です。
Google
にとっての「リスト」とは、正に「使用統計データ」ですね!

この Google Chrome(グーグル クロム)のID が何を求めている(検索している)か
が分かれば、例えば、Google アドセンスの表示内容を、その人の好みに変えることができます。

野球の阪神好きには、阪神好きが好むアドセンスを表示すれば、クリック率が上がります。
ゲーム好きには、好きなゲーム関連のアドセンスを表示すればいいんです。
いつも、晩ご飯のレシピを検索していることが分かれば、それに合わせたアドセンスを表示する
ことも可能になります。

まさに Google にとっての「リスト」とは、「何を検索しているか?」という使用統計データです!


これを全世界の人が、Google Chrome(グーグル クロム)を利用して、統計データを送信すれば
とんでもない数のデータを Google は集めることができます。

世界の大企業は考えることがハンパじゃないですね!
この仕組みが分かれば、なぜ Google が高性能なソフトを無償提供しているのかが
わかったような気がしませんか?

この技術が現在、どのくらい活用されているのかは不明です。
不明ですが、Google はこういったことをやろうとしているのは確かです。

こうなると、SEO対策って、どうすればいいんでしょうね?
個人個人によって、検索結果が違うものが表示されるようになると、対策も何も
あったもんじゃありませんね。

だって、日本全国の Google Chrome(グーグル クロム)の使用方法によって検索結果が変わるので
あれば、SEO対策なんて取りようがないじゃないですか。


まあ、今のところは Google Chrome(グーグル クロム) を使用しないと、こういった統計データ
が反映されませんし、Google Chrome(グーグル クロム) の利用率もさほど大きくない
ので、あまり影響はないのでしょうけど。

これがもし今後、Google Chrome(グーグル クロム) の使用率30%とかになると、
どんなSEO対策も Google に関しては意味が無くなるような気がします。

話が大きくズレましたが、こういった「使用統計データ」 Google に送信したくない人は、
チェックを外しましょう。そうすれば、自動送信されなくなります。

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