■現代語訳:「七生の舞」(3)

  平田篤胤著

    仙               

                                   (七生舞の記のみ抜粋)

 

 

 

  秋田市出身の江戸の国学者・平田篤胤による前世を記憶する子供の調査報告

「仙境異聞」である。

  今から一八〇年前の江戸、幼い頃から不思議な能力を持っていた寅吉は、あるとき奇妙な老人に山へと連れ去られ、天狗の修業をするよう命じられた。

 数年後、再び江戸に現れた寅吉は天狗小僧の異名を取って一大センセーションを巻き起こす。その噂を耳にした異端の国学者平田篤胤(本居宣長の弟子)はかねてから興味を持っていた幽界(神々の住む世界)の事情を窺うために寅吉を自宅に住まわせ、長期間にわたる詳細なインタビューを行った。

 寅吉の語る異界の模様を余すところなく伝える奇書「仙境異聞」である。

 

  インターネット検索「仙境異聞」に「七生舞の記」以外の現代語訳が掲載されております。どうぞそちらをお読み下さい。

 

  本書は「七生舞の記」の現代語訳です。別冊太陽の「カリスマ平田篤胤」から原書にないイラストを引用して分かりやすいように努めました。

 





(つづく)




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